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Arch Linux のライブラリアップデート後に Wifi に接続できなくなった場合

2017-07-25
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yaourt -Syua とかやっているとたまに急に Wifi が down するときが 2 回発生(2 out)したのでメモ。

結論

ip link して表示された無線LAN デバイス が DOWN している、かつ、rfkill list して Wireless LAN が Soft Blocked: yes の場合は、 rfkill unblock wifi すれば直る。

参照: Rfkillによるブロック

追ってみてみる

yaourt -Syua してライブラリアップデートをしながらネットサーフィンしていたら急に「インターネットにつながりません」 そして、デスクトップの無線LANマークが未接続になったことに気がつく。

コンソールで↓のコマンドをうってNICの状態を確認した。

$ ip link

1: lo: <LOOPBACK,UP,LOWER_UP> mtu 65536 qdisc noqueue state UNKNOWN mode DEFAULT group default qlen 1000
    link/loopback 00:00:00:00:00:00 brd 00:00:00:00:00:00
2: wlp4s0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc mq state DOWN mode DORMANT group default qlen 1000
    link/ether f0:d5:bf:68:56:b4 brd ff:ff:ff:ff:ff:ff

2 の状態が DOWN になっている。そこで下記コマンドをうったが状況変わらず。

$ sudo ip link set wlp4s0 up
$ ip link
1: lo: <LOOPBACK,UP,LOWER_UP> mtu 65536 qdisc noqueue state UNKNOWN mode DEFAULT group default qlen 1000
    link/loopback 00:00:00:00:00:00 brd 00:00:00:00:00:00
2: wlp4s0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc mq state DOWN mode DORMANT group default qlen 1000
    link/ether f0:d5:bf:68:56:b4 brd ff:ff:ff:ff:ff:ff

そういえば以前に、rfkill あたりをうって解決した記憶が…ググってみると、Rfkillによるブロック に当たった。 そこで書かれているように rfkill list をうってみる。一箇所 yes になっている箇所がある。

$ rfkill list
0: tpacpi_bluetooth_sw: Bluetooth
        Soft blocked: no
        Hard blocked: no
1: phy0: Wireless LAN
        Soft blocked: yes
        Hard blocked: no
2: hci0: Bluetooth
        Soft blocked: no
        Hard blocked: no

これか…ということで Soft blocked を no に変更する。

$ sudo rfkill unblock wifi
$ rfkill list
0: tpacpi_bluetooth_sw: Bluetooth
        Soft blocked: no
        Hard blocked: no
1: phy0: Wireless LAN
        Soft blocked: no
        Hard blocked: no
2: hci0: Bluetooth
        Soft blocked: no
        Hard blocked: no

気がつくと、デスクトップのWifi接続通知が接続済みになっていた。

感想

何故にアップデートしていると rfkill が有効になって Wifi が繋がらなくなるのかわからんけど、急に繋がらなくなった場合はこいつを確認しよう。

RedDotRubyConf 2017 に参加してきました

2017-06-30
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初海外!初海外イベントへの参加emoji-airplane RedDotRubyConf 2017 に参加してきた。

海外、初めて知ることが多く、また、イベントもこういうやり方もあるのね、というのを感じることができたのでなかなかよい体験だった emoji-smile

内容としては、硬軟併せ持った幅広い感じで、Ruby処理系をがっつりいじっているものから、プログラマに知っておくべき人間心理とか、大規模開発の事例、mrubyで車椅子動かした話、Ruby に限らないテストや改善の話まで、シンガポールという土地にマッチした感じ(いろんな人種がいて、各宗教の寺院が密集していたりする)だと思った。

多分、Ruby 自体の改善の話は RubyKaigi でも語られるであろうから RubyKaigi までにどう変わっているのかすごい楽しみになったし、Shopify の事例は、大人数で開発するときにこういう問題はあるよね〜というもののちょっと想像超えてきた感じだった。普段少人数での開発が多いから、n百人レベルの開発者がいてみんなdeploy権、masterマージ権をもっているとこんな問題が出てくるんやな…というのを知った。参考にしよう。

RedDotRubyConf は、朝・昼・ティータイムにお食事がブッフェ形式で提供される(ビックリemoji-exclamation) ので、emoji-rice の心配しなくてよいから会に集中できるっていうのはかなりよかった。日本にいてもお昼探すのも一苦労だから…

懇親会(ドリンクアップみたいな感じ)も体験できてよかった emoji-beers 拙い英語で会話してだいぶ酔っぱらった。それにしてもみんな盛り上がっていた emoji-sweat_drops 19:00 開始で23:00過ぎてもまだかなりの人数残ってたし emoji-sweat_smile 普段いない人たちがいるので、話は尽きないってことかな。

Matzとめちゃ話したし、五倍紅寶石 の方々ともいっぱい話した。Aaron さんに感想を伝えられたし、いつも隅っこにいる私としてはかなり満足した懇親会だった。

RedDotRubyConf の開催初日に cuzic さんに教えてもらった シンガポール日本エンジニアの会の飲み会 に飛び入りで参加してきた。現地情報が大量に手に入ってたいへんお土産や会話の参考になった。ありがとうございました emoji-pray

まとめ

RedDotRubyConf 2017 に参加してシンガポールの雰囲気と、海外カンファレンスの一端を感じてきました。たいへん勉強になりました。シンガポールの日本人エンジニアの会にも参加していろんな情報をいただきました。RedDotRubyConf 2017, 日本人エンジニアの会の方々には感謝の言葉しかありません。ありがとうございました。

RedDotRubyConf 2017 への参加を支援してくれた 永和システムマネジメント アジャイル事業部 と、稼働に穴をあけることを許可してくださったお客様とプロジェクトメンバー、なにより引率していろいろサポートしてくださった 角谷信太郎 顧問に感謝します。ありがとうございましたemoji-exclamation

[解決]Arch Linux で使っている atom の editor の領域が半分になった

2017-06-01
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発生した問題

一昨日、atom をアップデートしたら、ここにあるような状態 になった。 editor のエリアが縦に split されて、右半分が使えない感じの状態。

解決方法

さきほどのリンク、 https://discuss.atom.io/t/where-did-this-empty-space-come-from-how-do-i-get-rid-of-it/30226?source_topic_id=43196 にあるように

$ atom --clear-window-state

で起動すると直った。

再インストール、~/.atom の退避、package の無効化を試したけど直らなかったので困っていたが、ドンズバの解決策がみつかってよかった emoji-smile

データ分析用次世代データフォーマットApache Arrow勉強会 に参加してきた

2017-05-30
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関西Ruby会議2017の翌日に須藤さん主催でApache Arrow勉強会が開催されるとのことで、懇親会で申し込んでキャンセル待ちだったが、繰り上がったので参加した。

Apache Arrow は、“データ分析用次世代データフォーマット” ということで、各種分析ライブラリ?アプリ?が対応を始めているもので、シリアライズ・パースが不要、メモリやCPUの利用効率がよいカリッカリにチューニングされたフォーマットらしい。

勉強会では、コントリビュータを増やす、という目的のもと、概要・現状・貢献方法の紹介があった。

機械学習とかビッグデータ分析とかの分野に全く疎いので、どういうかたちでデータをツール側に送るのか(配列だってのはわかってる)理解していないのでアレなのだが、データソース側にいるアプリがクライアントソフトを使って(なければ作って)Apache Arrow を使って分析ツール側に送信することになると思うので、送信したデータと分析時のコストは下がるものの、Apache Arrow への変換コストというか変換スピードみたいなものが重要になってきたりしないのかな?とか思って聴いていた。(大量データをなんとか変換して捌く、というので苦労しているので…)

Apache Arrow 自体への貢献、各言語向けのクライアントライブラリを作る・直すことへの貢献、がありそうですね。

まず、そのビッグデータだ、機械学習だ、ってところから学習するのがよさそう emoji-sweat_smile

関西Ruby会議2017に参加してきた

2017-05-30
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CFP 採択されて、発表してきました。初の30分発表 & ド緊張であまりに拙すぎてご迷惑おかけしました emoji-bow 関西に元いた者としては、採用されて参加できてたいへんうれしかったです。ありがとうございました。

参加者の顔ぶれには懐かしい人もいましたが、私がこちらに来て以降に参加し始めた人や新しく来た人が多かったんじゃないかな? CoderDojoとかOSS Gateも別の階でやっていたとのことで、ちょっと覗いてみたかったけど、全く余裕がなかった。

運営の皆様、まだいろいろと作業が残っている時期だと思いますが、無事終わることをお祈りしております。 (経験によれば、終わってからもいろいろ作業が残っているはず)

次の関西Ruby会議までにちょっとしゃべり慣れしておきます…

貴重な機会を与えてくださってありがとうございました emoji-smile