Timeshift を使うときに気をつけたいこと
2019-11-28
バックアップツールとして、Timeshift を使っているのだが、OS をクリーンインストールしてから自動バックアップが取られていないな?と思っていたので、調べて対応した。
原因
まさにこの、Timeshift not making scheduled snapshots #396 にあったコメント のとおりで、systemctl enable cronie
していなかったためであった。crontab -l
って打ったときに空であるが結果が返ってくるので、定期実行する側も有効になっているものだと思いこんでいた。
cron 実装がインストールされていても有効になっていない場合は起動しない(当たり前)。見事にこのパターンに当てはまっていた。cronie がインストールされていたので、下記コマンドを打ってしばらく待ったところ自動バックアップが起動しはじめた。
$ systemctl enable cronie
$ systemctl start cronie
ちなみに、Arch Linux はデフォルトで cron が入っていない。
参照: https://wiki.archlinux.jp/index.php/Cron
cronie を敢えてインストールした記憶がないけど、入っていたので使った。動いた。よかった。
結論
Timeshift でバックアップの自動実行を動作させたい場合は、cron 実装をsystemctl
で有効にしよう。crontab -l
が正常終了するからといって、定期実行が動くとは限らない。