macvimを自分でコンパイルした(mac)
背景
neocomplete.vim を新たに入れたのであるが、これを使うには lua が組み込まれていないといけない。 コードは Terminal 上で vim を使うのであるが、メモ等は macvim を使っていて、plugin を環境で使いわけるのが面倒(というか書き方知らないし…)。 普段は Kaoriya版macvim のお世話になっているのであるが、ここはいっそコンパイルしてしまえということでやってみた。
準備
Terminal 上で使う vim も自分でコンパイルしていて、shell 使ってオプション渡しているので、こっちも同様にやってみる。
Kaoriya版をコンパイルしてもよかったんだけど、vim 自体のバージョンが macvim 本家のほうが新しそうだったので、こちらを選んだ。 ちなみに、lua は brew コマンドで入れているし、Xcode もインストールしてる。
まず、github上の、macvimのリポジトリからソースをcloneしてくる。
$ git clone https://github.com/b4winckler/macvim
Building というページの説明を見ながら shell を書く。
shell の書き方よく知らないので、コマンド並べただけだけど、macvim_install.sh
とかいう名前で configure と make するものを macvim ディレクトリの直下に置く。
CC=clang
の設定がいるみたいなので、shell に書き足してる。(普段は CC=/usr/local/bin/gcc-4.2 となっているので)
※ 余計なオプションとか入ってるだろうけど、ご愛嬌w
#! /bin/sh
git pull
make clean
cd src
CC=clang
make clean
./configure --enable-pythoninterp --enable-python3interp --enable-luainterp LUA_PREFIX=/usr/local --enable-multibyte --with-features=huge --enable-cscope
make
コンパイル
で、このシェルを実行する。
$ ./macvim_install.sh
コンパイルが成功すれば、macvim/src/MacVim/build/Release/MacVim.app
に ファイルができているので、これを /Applications
にコピーしておしまい。
lua が有効になっているかは、 :lua print('aaaaa')
とかやって aaaaa
が表示されればOK。