Mac で使う yabai の設定
使っている Mac には、yabai を導入して、Linux Desktop で使っている i3 の使用感に寄せている。現時点の設定をまとめてみる。
インストール
Disabling System Integrity Protection と、Installing yabai を見て作業し、導入した。 Big Sur の手順が書かれているが、Monterey でも同様の手順で大丈夫だったはず。
WikiのHome にあるように、ショートカットで操作するためには、skhd が必要なので、こちらもインストールする。
設定
yabai 自体の設定はそんなに触っておらず、skhd のほうは前述のとおり i3 に設定を寄せている。
使ってみての感想
全画面と元に戻すことが容易なこと、ウインドウサイズを均等割り付けだけではなくリサイズすることもできるし、それをいい感じのバランスにすることもショートカットでできることがとても気に入っている。
アプリや Finder を起動したときにウインドウが重なることがないため、いちいちどかす作業が発生しないのはかなりストレスが減った。
サンプルがあるとはいえ、最初にショートカットの組み合わせを考えて設定に落とし込む必要があり、更にそれに慣れる必要があるため、使いこなすまでに時間がかかることが難点ではある。
今の課題
外付けディスプレイをつなげて使う場合は仮想デスクトップを使わないので、skhdの仮想デスクトップに関する設定 については普段はコメントアウトしている。
今の課題は、私の設定が i3 のショートカットに寄せる余り、仮想デスクトップ周りの設定が Mac OS のもつスクリーンショット系のショートカットを潰してしまっていることで、これには OS のキーボード設定で都度回避している。滅多にノートPC単独で使うことがないので今は許容しているが、なんとかしたい問題ではある。
その他今の設定の制限としては、アプリ等のウインドウが存在しない仮想デスクトップにはショートカットでは移動できないっぽいので、そういう場面では Ctrl + 右、Ctrl _+ 左で移動する必要がある。これはあまり不便には感じていないので、気にしていない。
まとめ
導入までには少し手間がかかるものの、ウインドウが重ならない、リサイズが容易であること、i3 に設定を寄せることができることができるため、yabai + skhd は大変気に入っている。
個人的に課題を抱えているものの、特定の場面でしか影響していないためあまり気にならない。
私の中では、yabai + skhd は今ではないと困るアプリになっている。