Arch Linux を Wayland ベースでインストールした
新たな M.2 の SSD を入手したので、マザーボードに設置して Arch Linux のインストールを行った。今回は GUI 環境の構築を X11 ではなく、Wayland で構築してみた。
今回は Btrfs も一緒に導入したのでちょっと苦戦したが、Wayland の導入は割とあっさりいけた。
ただインストール作業自体は難航
Btrfs を導入する際に何回か失敗してパニックになったせいか、インストール作業のコマンドを記録しておくつもりが、全然記録できておらず。 次回再度インストールするぞ!となっても困りそうだ……次回があれば、こまめに記録するぞ、という気持ちになった。もう一度全部調べるのは厳しい。
Lightdm、Sway を導入
Arch Wiki の Wayland をみると、Display Manager に LightDM は使えないようなことが書かれているが、今は使えるみたいだ。
Wayland を使っていたら本来は不要な ~/.xprofile
を作ることになるが用意すれば使えるらしい。Wayland は .xprofile
ないのか環境変数どうしようかと思っていたが、これに fcitx5 等の環境変数の設定を書くようにした。
普段の Linux Desktop 環境は i3 を好んで使っているので、同様の Wayland 版ということで Sway を導入した。互換性があるとのことで、設定ファイルの変更も少なくて済んだ。
i3 と同じ周辺アプリを組み合わせにしようと思ったがどうやら polybar
のように Wayland に対応していないものがあるようなので、一部は別のものを使うようにした。
- i3 -> sway
- polybar -> waybar
- rofi -> wofi -> rofi (rofi 使えたので、rofi に戻した)
- scrot -> grimshot
- arandr -> wdisplays
rofi については、XWayland というのが動いているからかそのまま使えたので、 wofi を試したが rofi に戻ってきた。
i3 の環境では arandr
でディスプレイの設定をすることが多かったのだが、sway の config に output でディスプレイの設定を書いたら起動時に狂うことがなくなったので、wdisplays
はほぼ使っていない。
↓こんな感じに ~/.config/sway/config
に書いたらOS起動時に狂わなくなったので助かっている
output HDMI-A-1 {
pos 0,480
mode 2560x1440@59Hz
}
output DP-2 {
pos 2560,768
mode 2048x1152@60Hz
}
output DP-3 {
pos 4608,0
mode 1920x1080@60Hz
transform 270
}
最後に
次回はちゃんとインストールの記録をするんだぞ、という意思を強くした。 sway の設定は↓のようになっている。 https://github.com/muryoimpl/dotconfig/blob/master/sway/config